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何度でも、君を。

第11章 変化。


「お前絶対なんかあったろ!!」


「…別になんもないよ!」


「俺に嘘はつくな!」


「…。」


「なんなんだよ…まじ意味分かんねぇー。なんでこのタイミングで拒むかなー。」



「…によっ。」


「…あ?」


「なによ!!拒んでなんかないし!意味分かんないのはあんたでしょうが!!バカ!!」


「…なっ…!?」


ノートとペンケースをしまい、走って図書室を出た。

ガラガラガラガラ!…バン!!


「…チッ…んだよあいつ。」

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