何度でも、君を。
第12章 蒼の過去。
「あーそぼ♪♪」
「………。」
「ねぇねぇ!ちょっとだーけ!」
「…………。」
「んだよ…!無視すんなって…!!」
グイッ…!
痛いっ!!!
「…ぃ…ゃだ!…離してくださいっ!!」
「嫌なことしないから♪きもちいい事してあげるよ~♪♪」
「…キャッ…!!!」
…助けて…!早瀬!
気付かれないように下で電話をかける。
……カチャ。
だがすぐ気付かれてしまい、携帯を取られてしまった。
「…あ!!返して!」
「いーやーだ♪ん?…電話してたの?彼氏?」
「かえ…してっ…!!」