テキストサイズ

何度でも、君を。

第12章 蒼の過去。

そのままうちは、そっとお金をテーブルの上に置き、部屋を出た。


彼女を亡くした…って…本当だったんだ…。


胸が苦しくなるっ…。

やだ…うち…。

蒼くんは今日初めて話した人なのに…

なんでこんなにっ…。






静かな裏通りを歩いた。

なんだか…1人になりたくて…。

さみしくて。

早瀬との喧嘩も気になる。

絶対…怒ってるよね。

帰ったら電話で謝ろう。


「…ねえ♪お姉ちゃん♪」

…げ。最悪。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ