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何度でも、君を。

第13章 男同士の戦い。

屋上を出ようとした。


でも…


―……パッ!!


腕を掴まれた。


「…蒼…くん?」

心臓の音が聞こえるくらいドキドキする。


「…紗羅…。」
















今日は大雪。

白い粒が…大きく舞う。

その中で、うちは…静かに唇を奪われた。


それは…雪なのか…それとも…。


















「…!!ぃや!!」


「…紗羅。」


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