テキストサイズ

初恋

第4章 最後の時間


病院に着くと
霊安室につれてかれた。

え、嘘…。

「英太のお母さん…」

英太のお母さんは黙って
頷いた。
その頬には一筋の涙が。

私は信じられなかった。


「やだ。やだっ!」

なんでよ!昨日はあんなに
元気だったのに…

「嘘だ。嘘…だっ。」

目から大粒の涙が。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ