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好きなんだよ。

第8章 檸檬の味。

梨花「えっ?」






翔さんが嘘ついてるとは、思わないし





翔「なにして欲しいの?」





寧ろ、笑顔なんですけど。






私の涙はいつのまにか止まっていて、


その代わりにとても吃驚してる。



梨花「なにって…」



言ったのは良いものの、具体的に考えてなかったもんだから



翔「え?ないの?
困ったなぁ〜笑」


ひたすら、煽られる煽られる。


梨花「じゃあ…






お、お祭り行きませんか!?」


突如思い出した、一緒の部屋のお姉様。



翔「お、お祭りでいいの?



っていうか、浴衣は?」


梨花「あります…!」

翔「俺はないなぁ〜?」




いや待って、こんなドSチックだとは思ってなかった。
















翔「じゃあ、俺の部屋来る?」





その言葉にちょっと嬉しかったもんだから









梨花「行きます!」



この時の自分に言ってやりたい。













和もくるかもしれないんだぞっ!?


なんて。

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