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先輩とは真逆です

第3章 いじめは辛くて

約束通りに屋上へ行かず教室で食べていると、先輩が迎えに来た。


「今日は一緒に食べないの…?」
「えっ…と、女性が待ってますから」
「俺は佐藤君と食べたいから。女は関係ない」


そしてまた、楽しい時間を過ごしたのだ。
そして放課後に、また五人の女が僕を囲む。今日は教室に押し掛けて来たのだった。


「約束、忘れたなんて言わせないよ…?」
「屋上に行っても誰も居なくてさ、教室に戻って屋上見たらお前が居たんだよ!」
「……すみません。でも先輩が――」
「洋一様のせいにする気!?」
「最っ低!!」


一人の足が動き、僕の腹に伸びたのを確認し、目を瞑る。その後殴られていたのも、薄い意識の中耐えた。


「うっ…げほっごほっ!やば…ま、えが……」


壁に沿い立とうとしたが、そこで意識が途絶えた。

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