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先輩とは真逆です

第3章 いじめは辛くて

「お邪魔します」


歩けるようになった僕は、ゆっくり家に上がらせてもらう。

なんとか無事に洋一さんの家に着きました。高捺先生疑ってすみません…。


「ソファーに座ってていいよ。」
「ありがとうございます」
「えーっと…カレー食べれる?」
「はい」


洋一さんはキッチンへ向かうと素早く支度を始める。
そしてキッチンを挟み話す。


「ホントに大丈夫?怪我。誰にやられたの?」
「あのっその…」
「言いたくないならいいけどさ…出来れば教えて欲しいかな」
「すみません…」


頭を下げて謝った切り俯いていた僕。そしてしばらくしてから頭を撫でられる。


「いいって。ご飯出来たよ!」
「おいしそう…いただきます」
「いただきます」

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