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先輩とは真逆です

第3章 いじめは辛くて

†洋一目線†


「実はさ…前にもこういうことあったんだ」
「……え?」


俺はその事を思い出しながら話した。







中学一年の秋。
俺は何故かこの時期からモテるようになった。
いつもお昼に誘って来る時は決まって同じ三人がいる。その三人は毎日来ていた。


「「「一緒に食べよう?」」」
「…先約いるから」


そうして親友の孝太と屋上で食べた。
そんな日を続けていると、三人の女は反撃しないはずもなかった。
孝太はボロボロで屋上に来たのだ。


「大丈夫!?…誰にやられたの?」
「いや…なぁ洋一、少し距離を置かないか」
「なんで…?俺は孝太と一緒に居たい」


そう俺が引き止めたから悪かったんだ。

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