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先輩とは真逆です

第6章 付き合って分かること

「そんなの俺も良くあるよー。教科書とか置きっぱなし」
「わかります!」
「…夏樹時々敬語出るね」
「……?」


ケイゴ…けいご…敬語?


「あっ!」
「まぁいいよ」
「ごめん…」
「謝る事じゃないよ。それに可愛いし」


顔がボンッ!と鳴りそうな程一瞬で赤くなる。

恥ずかしい…湯気出てるかも…


「さ、今からどうする?…またゲームする?」
「うん!カートのがいいな、楽しいから」
「すっかりハマったんだね」


洋一さんが素早くコースなどを決めていく。


「これに…これ、と…じゃあ始めるよ」
「わぁ、洋一さん強そう…」


スタートのカウントダウンが始まり構え、スタートで走り出す。
今は上に3位と出ていた。

負けない!
…あ、バナナの皮で滑ったぁ~
次は甲羅!?…あ、キノコ出た!

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