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先輩とは真逆です

第6章 付き合って分かること

そしてお泊まり当日。読者の「早くね!?」という呟きを無視して洋一さんの家に向かっていた。ちなみに今13時27分。

緊張するなぁ…一日二人きりになると思うと余計に。

しばらくすると凄く綺麗な二階建てアパートが見えて来た。教えてもらった部屋を探す。

…あった!

――ピンポーン


『はーい』
「な、夏樹だよ!」
『待っててー』


しばらくするとガチャリ、と鍵が開く音と共にドアが開く。


「ようこそ」
「お邪魔します」


部屋の中は整頓されていて、少し甘い香りがした。多分芳香剤か何か、かな。


「適当に荷物置いて…ここがトイレ、ここがお風呂だよ」
「は…うん、わかった!それにしても部屋、綺麗だね」
「そうかなぁ、夏樹は部屋綺麗そうだけど…?」
「んー綺麗じゃない、かな。机に物置きっぱなしだし」


多分今は課題と雑誌が置いてあるかな…

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