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「お邪魔します…」


今日は、彼のお家にやってきた



結婚の挨拶、とまでは全然いかないけど、少しの顔合わせ…みたいな…そんな感じ



「ただいま」


「誰も、いない？」



家には誰もいないみたいだった



「…ん～、親は２人とも出かけてるみたい
でも、弟の靴はあるみたいだから、弟はいるよ」



彼はそう言うと、じゃあ入って、と自室である２階へ向かった