テキストサイズ

新‼経済・世相愚問放談

第64章 『食糧自給力』問題

食糧自給率ではなく、食糧自給力です

つまり、食糧を自国で賄える『能力』の事ですね

これが農林水産省の試算ですと、休耕耕作地をフル活用して全ての農地で芋(じゃが芋・サツマイモ)を生産すれば、全国民のカロリーベースでの食糧自給力は100%に成るそうです

はあ?戦時体制下の(特に戦争末期)の日本ですか?

あの時ですら、大根や米等他の農作物も有りましたよ?

あれから農地も減り農家も減りましたが、そんなに簡単に事が運ぶのでしょうか?

南京豆や一部野菜は、よりにもよって韓国や中国から輸入している訳ですが、戦争状態に成ったらどうするつもりなのでしょうか?

それでなくても、反日こじらせて輸出絞られたら少なからず影響が有ります

少なくても輸送コスト分、野菜や穀物が高くなるでしょうね?

ましてや天候不順で農作物その物が不作なら、輸出国も日本に輸出する訳が有りません

たまたまそう言った事態に成っていないだけで、過去には家畜飼料用のトウモロコシや麦が輸出国の不作から輸出規制が掛かり、パニックに成りましたし、国産肉が高騰致しました

そんな最中に『農協改革』等と称して農家の互助会的組織でも有る農協を解体したら、日本の農業は壊滅するかも知れません

更に、農地の転用や農協の株式会社化後の株売買に、外資規制が有りません

つまり一番大事な食糧安全保障が外資に完全に支配される可能性も有るのです

因みに、電力自由化にも外資規制が有りません

ハッキリ申しまして、安倍内閣の経済政策は最低最悪と言って構わないと思います

とても保守派の考える政策とは思えません

移民受け入れもそうですが、このまま安倍内閣の経済政策の暴走を許したら、日本はお終いでしょうね?

だから野党も何故か此等の政策に明確に反対しません

日本が弱体化するのは大歓迎だからで有りましょう

特に食糧安全保障やエネルギー安全保障は死活問題です

外資に握られたら、日本の主権が脅かされます

だからこそアメリカは、戦後日本の農業を弱体化させ、アメリカの農産物に頼らざる負えない状況にしたのです

穀物がいい例で有りましょう

又もや『三橋貴明』氏が面白い事を語って居られました


ストーリーメニュー

TOPTOPへ