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新‼経済・世相愚問放談

第79章 一億総活躍社会と専業主婦

私は女性では有りませんから、本当の意味でこの問題を語れるのか自信が有りません

女性目線で本来なら論ずるべき問題なのですが、私が男性で有る以上仕方有りません

安倍政権は『扶養控除廃止』等、ある意味『専業主婦』をまるで否定するかの様な政策を掲げて来ました

そこへ持ってきて『一億総活躍社会』だの『外国人家政婦受け入れ』だの語ってる訳です

海外では(特にアメリカの高所得者)子供の教育や子育て迄家政婦に一存するそうです

これを日本でもやれと?

まして『一億総活躍社会』や『扶養控除廃止』等と言ってるからには、中流階級位までそうしろと仰って居るのでしょうね?

低所得者は家政婦何て外国人でも雇えませんから、『子供を作るな、結婚するな』と言っていると取られても仕方無い様な気が致します

で外国人家政婦に子育てや両親の介護を任せるとして、例えば子供に『反日教育』や『親への反発心』を植え付けられたらどうするのでしょうかね?

そこ迄考えて居るとは到底思えないのですが?

それに何度も書いておりますが、日本人全員が所謂『頭脳労働者』や『投資家』や『資本家』や『起業家』に成れる訳では有りませんよね?

人には向き不向きが有りますし、誰も彼もが先程のような職業に就きたい訳でも有りません

そごで今回の議題で有る『専業主婦』の問題です

彼女(若しくは彼等)は子育て・教育・家事労働全般全てこなす立派な労働者です

勿論彼女(若しくは彼等)は専業主婦業が好きでやっている方々が殆どで有りましょう

『扶養控除』とは、そんな彼女(若しくは彼等)を労働者と見なしている側面も有ったからこそ、賃金の代わりに税額控除の対象に成って居たのでは無いのでしょうか?

共働き夫婦が必ずしも『理想』である筈では無いのです

『一億総活躍社会』だの『扶養控除廃止』だの『外国人家政婦受け入れ』は、明らかに『専業主婦』の職業選択の自由を奪っている様な気が致します

『一億総活躍社会』とやらに、『専業主婦』が含まれるなら、『扶養控除廃止』を訴えるとは考えられません

それに先程も指摘した様に、外国人家政婦が、反日教育や両親への反発を教え込んだらトンデモナイ事に成ります

勿論首にすれば良いかも知れませんが、今度は『生活保護』や『売春』に走らない保証は何処にも有りません

女性陣の方々は、どうお考えでしょうか?

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