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新‼経済・世相愚問放談

第25章 少子高齢化は日本の経済成長を出来なくするのか?

以前にも触れたネタでは有りますが、ネットを徘徊しご贔屓のブログのコメント覧を見ていると、未だに『日本は少子高齢化で人口減少するから、経済成長は出来ないんだ』などと言う書き込みを見掛けますので、そう言ったコメント覧に私が書き込む反論をご披露致したいと思います

まず何故少子高齢化が進むと経済成長出来ないのか全く理解出来ません

少子高齢化が進むと言う事は、生産年齢人口に対して総需要(高齢者)が増える・・・つまり需給ギャップが発生し、インフレギャップ状態に成ります

日本の場合、これが数十年続きます

需要に対して生産が追い付かなく成る可能性が高いですから、物価が上がり雇用安定や賃金引き上げ
が、人手不足から起きやすく成ります

ただし、『外国人労働者受け入れ』等と言う移民受け入れが無ければの話です

外国人移民を受け入れて仕舞うと、日本人労働者との間に雇用の奪い合いが発生します

すると人手不足状態に成らない為雇用が安定せず、当然賃金引き上げも起き難く成ります

日本国民の全てがエリートサラリーマンに成れる訳では有りません

単純労働に従事する方々や仕事よりも家庭や趣味を重視する方々もいらっしゃるのです

外国人移民にその手の雇用を奪われてしまったら、日本国民と外国人移民の間に軋轢が生じかねません

兎も角、少子高齢化は寧ろ経済成長のチャンスで有ると言えます

経済成長すれは、結婚・出産率も改善し、少子化は改善して行きます


さて、公正を期す為に、外国人移民を受け入れた場合のメリットも書いておきます

外国人移民を受け入れる事によって、内需に於ける経済規模の拡大が見込まれます

需給ギャップ解消による賃金抑制で、輸出競争力が高まります

ただし、賃金が低く押さえられている為、内需的にはパイが拡大しても、デフレ状態が続く可能性が有ります

以上の様に、少子高齢化で経済成長出来ないは論理的に成り立ちません

総人口が減ると起きるのは、『経済規模の縮小』です

少子高齢化だからと言って、直ぐには総人口は減りません

生産年齢人口が減るのです

少子高齢化が進むと『経済規模が縮小する』可能性が有るなら分かりますが・・・

以上です
是非ともご参考にして下さいませ

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