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向日葵の花言葉

第2章 みず


口の中からなんか鉄っぽい味がする。

「いたたた、ごめん遥
だいじょ...あ!
口切ってる!」

だからか...

「大丈夫、大丈夫だって」

「ダメだよ!ちょっと待って」

そう言って優希がポケットからハンカチ
を取り出して切った所を押さえる。



美術室の入口から声がしたのは



そんな時だった。



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