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向日葵の花言葉

第2章 みず

1時間たたないくらい走って

俺はようやく足を止めた。

時間を見てiPodをとめたら、

潮の匂いがしてきた。



ここは島の人でもあんまり知らない

ビーチって言うには小さすぎる

砂浜と波で削られた岩のある

俺のお気に入りの場所で

おれときららでしげの家に泊まりに行く時は

大概ここでコンビニで買った花火をする。



かいた汗をTシャツで拭いて

いつも座る岩のところに行くと


そこには先客がいた。


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