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ネムリヒメ.

第12章 アイスクリームシンドローム.






「そろそろ限界かな…」


このままじゃ雅くんが入ってきちゃう!!!


なのに…

なのに、聖くんの指で絶頂にのぼりつめそうになるアタシ


「ちーちゃん、イキたい!?」

「ふっ…んん」


人形みたく綺麗に整った顔を意地悪く歪めながら囁く彼

ゆらゆら揺れる栗色の綺麗な瞳がアタシを追い詰める



ダメ…


ダメなのに…



ガチャ!!



扉の取っ手が音をたてる



っダメ!!



「雅、今取り込み中なんだけど…」


『はぁ、知らねーし!! いい加減にしろよ』



やだっ…


…なのに、そのスリルとも似た切迫感がアタシを煽りたてて目の前が真っ白になってカラダがこわばった






「雅、今入ってきたら殺すよ!!」



「ッ…!!!!!」




その瞬間…息が止まるかと思った


アタシを内側から溶かさんとばかりに入ってくる彼の熱


ふたりのやりとりに気をとられていると、突然大きな快楽がアタシをのみこんで膣内が波打って頭が真っ白になった

頭から爪先にかけて衝撃が走り抜けてのぼつめる


「く…きつッ…」


少し苦しそうに身を震わせる聖くんに貫かれ、アタシのカラダは大きく仰け反った




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