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未知夢

第6章 空間

 繁は立ち上がると、左手にズシッとくるものを感じた。


「えっ?」


 手に何かを持っている。


 繁はゆっくりと手を開き、掴んでいるものを確認した。


「あっ!!!!!!」


 それは、夢の中でかろうじて掴んだ玉子型をした緑色の石だった。











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