テキストサイズ

Secret★Life

第3章 落とし穴

「……おい、やめろ」



「人の話は、ちゃんと相手の目を見て聞く!分かった?」



「はいはい……」


「はい、は一回!」


「はい!」




あーもう勘弁してくれ。


正直うっとうしい。


これ以上俺に構わないでくれ……。




「んで?俺に何か用?」


「何よ。用がなくちゃダメなわけ?」



「別に……」



「ホント、いつから誠は、そんな冷酷人間になったのかしらね。優太くんを見習いなさいよね!」




プチ。


俺の中の何かがキレた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ