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Secret★Life

第3章 落とし穴

みんな嫌いだ!!


俺の前から失せろ!

邪魔だ!


もう俺を一人にしてくれ。



「俺は悪くない……悪くない……」



俺は走りながら、その言葉を呪文のように唱えていた。




親友だと思っていた優太も、俺の気持ちを分かってくれないなら……。



今日限りで、お前とは絶交だ。


これでさよならだ。

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