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Secret★Life

第4章 監視

「はは、そうかたくならなくてもよい。もっと楽にしろ」


「あ、はい」



「ところで……お前を呼んだのは、ちょっとお願いがあったからなんだ」


「お願いですか?何でしょう?」


「うむ。お前に……人間界へ降りることを許可する」




「え?」



「そして、ある一人の男性の援助を頼みたいのだ」



「……と言いますと?」



「実はな……」


私は日頃監視してきた結果を、ナナに報告した。

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