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2時22分

第1章 テレビ

午前2時05分。
真っ暗な部屋の中、俺はテレビのスイッチをつけた。
タイミング良く、『霊感オヤジ』のアニメが始まる。


「お、なかなかクオリティ高いじゃん」


机の上に置いてあるポテチをムシャムシャ食べながら、俺は独り言を呟いた。
なぜ電気を消してるかっていうと、『霊感オヤジ』はホラーアニメだからだ。
一応、雰囲気は出さないとな。



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