テキストサイズ

sugar-holic

第13章 期待してた?

「あ、ここがイイんだ」

倉田くんの指に、その部分を執拗に攻められて

「やぁ…っ!!」

力が抜けて、ガクガクと体が揺れる。

「も…ダメ…」

イキそうになったのに。

あと少しの所で、指を抜かれた。

「え…」

力を入れすぎて、強張っている足を動かすと

「ははっ、とろっとろ」

倉田くんが、私の愛液で濡れた指を見せつけた。

「なぁ」

倉田くんが、私に覆い被さって、耳元で囁いた。

「俺の事、欲しい?」

「んんっ!!」

耳が弱いことを知ってて、わざとこんな風に聞いてきて…

さっきイケなかったのも合わせて、ぞくりとした快感が腰元に走る。

「はぁ…ふぅ…んっ」

口を塞いで、快感と戦っていると

「欲しいって言えよ」

口を覆っていた手を掴まれて、頭の上で固定された。

さっきは黙ってろって言ったのに。

何で言わそうとするんだろう?

倉田くんの真意が見えなくて、黙って見上げると

「コッチは素直なのに」

クリトリスを上に押し付けられた!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ