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弱く儚く。

第4章 気持ち



「ふぅ。」

唯斗の家の風呂で軽く息を吐く。

いろんなことがありすぎて困る。

思い出すだけで顔が熱くなってしまう。
全部唯斗のせいだ。

熱さをごまかすように窓を開けた。

涼しい風が火照った頬を撫でる。

心地がいい。

「やばいな。」

なんか思った以上にやばい。

なんでこんなに頬が緩むんだよ!!

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