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第1章 Monday

店に戻ると地下室への入口で赤西が立ってた。

「帰らないの?」

「カメ、ちょっと時間ある?」

いつものどこか抜けてる赤西じゃなくて、真面目な情報屋の顔だった。

「あるけど・・・。」

何があるっていうんだろう?

「ここだとまずいし、下行こ。」

もう店の閉店時間は近い。

少し待って全員に話すこともできるのになんで俺だけに話そうとしてるんだろう?

地下室へ降りて席に座る。

「今の人との話なんだけど・・・」

なぜか言いづらそうにしている。

力はもちろん使っていない。

「本来、情報屋としてこんな確証のないことは言いたくないけど、万が一のために言っておく。」

「何?そんな重大なこと?」

俺は全く状況が飲めていなかった。

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