テキストサイズ

切愛

第5章 アメジスト

店員「彼女さんの指輪のサイズわかります?」

(あ、何号だろ…)



梨子に指輪をプレゼントした事はあるが、梨子はキャバ嬢なため、仕事上男を匂わせるようなアクセサリーは出来ない。

中指サイズで買ったり、薬指でもゴツめの物を買ったりしていた。


龍馬「右手薬指で、ゴツめのやつでは9号でしたけど、左手はよくわからないですね…」

店員「こちらは細いリングなので、ゴツめので9号でしたら7号で大丈夫じゃないでしょうか?左手の方が細いと思いますし。」

龍馬「彼女、左指のが太いんです。9号ありますか?」


だいたいの人は利き腕の指の方が太いだろう。

梨子は左利きなので、左指のほうが太いと言っていた。



9号はなかったので、注文をし、届いたら連絡をもらう事にした。


男性店員という事もあり、話が弾んで、コーヒーを飲みながら少し話し、店を後にする。

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