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メイド喫茶 ♡parfait♡

第7章 篠原七星の指名

『もう帰るのか? ゆっくりしてけば』

『大丈夫! バイバイ!』

私はドアをバタン!と閉めた。

その瞬間私の視界は歪んだ。

ポロポロと涙が溢れていた。

景は...

景は...

他の人のものになっちゃうんだ。

そう思うと苦しかった。

私は...

景のことが好き...

でも、この気持ちは隠さなければいけないんだ。

忘れちゃおう。

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