さあ、秘密をはじめよう
第2章 第2章
彼は仲上俊くん
私と同じ2年前に入社したの
2年前の入社はなぜか私と俊くんだけだったから自然と仲良くなったのよね
失敗した時は飲んで愚痴ったりとか
成功したときは一緒になって喜んだりとか
いろいろ一緒にやってきた仲なの
だからお互いの信頼関係は抜群なのよね
男女だけど親友って呼べるぐらい仲良いって私は思ってるわ!!(笑)
当時私は彼氏がいたんだけど色々あって別れちゃってその時も俊がずっとそばにいて慰めてくれたな〜
なんて懐かしく思いながら私は仕事を終わらせた
あ、彼とは付き合ってないからね?ときどき勘違いされるけど、んーなんだろ。
付き合うとは違うのよね(笑)
まあ、一線を超えたことはあるんだけどね…
その話はおいおいね!また話すわ!
それより休憩行かなきゃ!
「仲上くん休憩行きませんか?」
「…ん?もう終わったの?じゃあ先にいつものカフェ行っててもらってもいい?」
「わかった〜」
鞄を持ち部屋を出てエレベーターに乗り込む
ポーン
5階で止まり人が乗ってきた
あ、私がいたのは7階ね
「…よお」
「…げっ」
新谷だ
「げっ ってなんだよ可愛げねーなあ」
「…そう思うんなら関わらないでください」
「やだね」
やだねって子供かよ!!!
「…どっか行くのか?」
「休憩しに行きます」
「そーか」
「はい」
「…」
「…」
はい。会話終了です。
ポーン 1階に着いた
「では。失礼します。」
エレベーターから降りようとすると
グイッっと手を引かれ
チュ
触れるだけのキスをされた
「帰り、忘れんなよ」フッ
悪魔の?笑みを残してドアが閉められた
〜〜〜あんのクソ上司!!!!
1度ならず2度までも!!!なにがしたいんだ!!!
だれが駅なんか行くか!ばーーーか!!!!!
心の中で悪態をつきながらカフェへ向かう
はやく俊くん来ないかな…このイライラを愚痴りたい…
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える