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残飯ガール

第1章 食べ物を粗末にしちゃいけません!

「てか、お前……」


な、なにさ?


「お腹すいてるんだっけ?」


へ?


「………じゃあ、残飯処理係よろしく」



は……はいいぃぃぃぃぃぃ!?



目を丸くしているあたしの両手に、3つのお弁当を無理矢理持たせるイケメン。



「食べ物は粗末にしちゃいけないんだろ?」


イケメンがニヤリと笑う。


「ちょっ……なんであたしが………」


イケメンは一つお弁当の蓋を開けると、唐揚げをつまんであたしの口の前に持っていった。

唐揚げの匂いをキャッチしたあたしは反射的に口を開けてしまう。



「お、おいひぃ……」



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