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残飯ガール

第1章 食べ物を粗末にしちゃいけません!

「もったいない!!」

「ほら、やっぱお前じゃん」

「…っ…」


し、しまった……。


「もったいないけどさ、しょうがないじゃん。こんなに食べれねぇよ」

「じゃあ、受けとらなきゃいいじゃん!」

「……」


イケメンがあたしを睨む。

くそっ……負けるもんかぁぁぁぁ!!



「お弁当作るのも簡単じゃないんだよ? 朝早く起きて色んなおかず作って…」


なんて…あたしは日の丸弁当しか作ったことないけど。


「とにかく食べれないなら断るべきだよ! 食べ物は粗末にしちゃいけないんだからねっ!!」


「……」


よし、ビシッと言ってやった!!


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