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「おう、お疲れ」

爽やかオーラ全開で俺に笑いかけてくる岡崎さん。
…まぁ隣に幸村がいたらそうもなるか。


「お疲れ様です。…そろそろ行きますか？」

『時間も時間だからもう行かないとですね』


やっぱり綺麗だ。いつもと中身は同じだけど、外見でこんなに変わるんだな。


「じゃあ、終わったら戻ってきてね！」


そう言う柚原さんに見送られて隣のビルに向かった。







――――外に出たら、周りの男たちが幸村を見てる。


すかさず俺と岡崎さんの間に幸村をはさんで、不躾な視線から守った。


『緊張しますね…頑張らないと！』


なんて言ってる当の本人は周りの目なんて気づいてないんだろうな………