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先生…お願い。早く治して・・・

第19章 初めての治療(後編)

『 やだぁ〜』


「 頑張ってお腹痛いの治そう?ね?」
先生は優しく微笑む。



ブルブルブルと涙をいっぱいに溜め首を降る。




石川は“ふぅーー”っと、大きく息を吐くと
切なそうな表情を向ける



「 …嫌だよな…。でもやらないと治んないだ…」



『……。』



「大丈夫だから、やろ?」



『……痛いの…もうヤダ…』



「大丈夫、痛い事しないから、頑張ろ!先生達もなるべく早く終わる様に頑張るから。ね?」



『 ゔ……っん』

涙が溢れる。





「偉いぞ!まずは膝を立てようか。」



石川は綾の膝の下に手を入れ膝を立たせる


『ちょ、ちょっと待って…。』


「ん?」


『なに、…なにするの?』


「……刺激して出す。」


『だから、それが分かんない。』




「…一つ質問していい? 性交の経験は?ある?」



『…エッ?!』


性交?……



「 セックスって言ったら分かるかな? ある?セックスの経験?」


なんでそんな事聞くの?

カァーっと一気に顔が赤くなるのが自分でも分かった。


『……///。』

大きく首を横に振った。

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