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先生…お願い。早く治して・・・

第15章 検査



「綾ちゃんよく頑張ったね。検査は終わりだ。着替えていいよ」

そう言って、石川先生はベットの周りのカーテンを閉めた。



石川は、病室で待っている宮田に電話をした。



私は脱いでいた服を着ると、カーテンを開け外へ出た。



そこにはもう高梨先生の姿は無かった。


「こっちで少し待ってね、今、宮田君来るから」
そう促されソファーに腰掛けた。


先生は温かい紅茶を入れてくれた。








トントントン。。

少しするとドアをノックする音が聞こえた。

石川先生はドアを開けた。


“失礼します”

そう言って入ってきたのは執事の宮田だった。




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