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超ROCK(笑)!!

第4章 フレット4 初ライブ(?)

まさか裏でそんな話が出ているとは思わなかった。
なんか良かったのかもしれない。
「新たなメンバーの誕生ですね!DJ担当のCHITOSE!」
「そのっ、敬語はやめないか?その、友達…だし…。」
大野さんはびっくりした顔をしてる。けど初めて出来た友達って思ってるから、壁は壊したいから。
「…実は先輩達に慣れちゃって家でも友達にでもこうなんです…えへへ、じゃあ私は森山さんじゃなくてちとせくんって呼ぶので、私の事も絵里とか下の名前で呼んでください!」
「下の名前…」
下の名前で呼び始めると恋の始まりだって43ページで…いやいや、そんなことは知らないはずだから大丈夫なのか…。
「じゃ、じゃあ絵里、すこしの間は君にお世話になってやろうじゃないか、まぁ上達が速すぎて君を抜かしてしまうかもしれないけどな!」
「相談はおわったかい?さっき聖蘭がベラベラしゃべってたからそんなことだろうとは思ったんだろうが、ちょうどいい節目に居合わせたんじゃないか?…あ、そうだちとせくん?好きな色はなんだい?」
お父さんにまで下の名前で呼ばれるとさすがに気恥ずかしい。

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