無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「君達五人でバンドやりたいって感じはないかい？ある程度みんなやってみたい楽器はあるだろうしわたしも知ってるからね、それに離れ離れになってもスタジオに集まればお話も演奏も出来る。」
父さんが提案をしてくれた。
「でも、俺そんなお小遣いもってねぇし…やりたいのはやりたいんだけどよ…」
「私…お母さんいいって言ってくれるかなぁ…？」
みんなが悩んでいる中で母さんが口をひらく。
「今日みんなが街に行っている間にみんなのお母さんたちを呼んでお茶会をしたのよ。ほら、最近できたケーキ屋さんで！」
みんなでずるーい！って口を揃える。
「買ってきてあげたから、食べながら聞いてくれるかしら♡
私からこの前みんなのすきな色を聞いたでしょう？あと、すきな楽器とか。母さんたちよく集まってご飯食べたりしてるんだけどね、みんな音楽の事ばっかり話してるって、そこでいつもうちの聖蘭がお世話になってるから楽器をプレゼントさせてくれないかって♡」