Transcribe the Imagination
第18章 *Beyond the stars
「てのを、思い出した」
「うるさいよ、しょーくん」
「さっちゃんは変わらずツンデレー」
今の話はもう12年も前の話。
「今じゃさっちゃんは」
「しょーくん、ぶち殺すよ?」
「怖えよ」
さっちゃんをギューと抱きしめる。
「ちょ、苦しいっ!」
「さっちゃんは、俺の嫁なんだから」
「……それはそうだけど」
“嫁”って言葉にさっちゃんは弱い。
「さっちゃん♡」
「何」
「愛してるよ」
顔を真っ赤にして、
掌に文字を書き始めた。
「ん?」
ア・イ・シ・テ・ル・。
「ふふふー♡」
「しょーくん、好き」
「俺は愛してる」
「うん…俺もっ、その…アイ、シテ…ル」
さっちゃんは、ツンデレで、恥ずかしがり屋で
昔から言葉を伝えるのが苦手。
でも、幼稚園の頃から育んだ“アイ”は、
もうしっかりとした“愛”に変わった。
大好きなさっちゃんと、
このまま愛し合って生きてく。
「…盛んな、クソ」
「さっちゃん、可愛い♡」
「うん、もっと」
「可愛い、可愛い可愛い可愛い」
「格好いい♡」
これで鼻血が出そうな俺はどうかしてる。
━END━
「うるさいよ、しょーくん」
「さっちゃんは変わらずツンデレー」
今の話はもう12年も前の話。
「今じゃさっちゃんは」
「しょーくん、ぶち殺すよ?」
「怖えよ」
さっちゃんをギューと抱きしめる。
「ちょ、苦しいっ!」
「さっちゃんは、俺の嫁なんだから」
「……それはそうだけど」
“嫁”って言葉にさっちゃんは弱い。
「さっちゃん♡」
「何」
「愛してるよ」
顔を真っ赤にして、
掌に文字を書き始めた。
「ん?」
ア・イ・シ・テ・ル・。
「ふふふー♡」
「しょーくん、好き」
「俺は愛してる」
「うん…俺もっ、その…アイ、シテ…ル」
さっちゃんは、ツンデレで、恥ずかしがり屋で
昔から言葉を伝えるのが苦手。
でも、幼稚園の頃から育んだ“アイ”は、
もうしっかりとした“愛”に変わった。
大好きなさっちゃんと、
このまま愛し合って生きてく。
「…盛んな、クソ」
「さっちゃん、可愛い♡」
「うん、もっと」
「可愛い、可愛い可愛い可愛い」
「格好いい♡」
これで鼻血が出そうな俺はどうかしてる。
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