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Transcribe the Imagination

第19章 *Ours only sign of

口の端から流れる白濁を掬って、
また口に運んで喉を鳴らして飲んだ。

「お前、えっろいなぁ…」
「ありがとうございます」

雅紀の顎を上げて、
褒美に熱いキスを雅紀にやる。

「っは、雅紀、解さないで挿れろ」
「え?」

「薬は、もう買ってある。血でも何でも流して快楽に溺れろ」

ベッドに乗せると、
ふわふわのスカートがまた見える。

「おい、返事はどうしたんだよ」
「やだ、もうやだよ…じゅ、ん……」

雅紀が泣いていた。
メイド姿で、ぐちゃぐちゃに涙を流していた。

「雅紀」
「嫌だぁ、こんなの、嫌だぁ…」
「雅紀から言ったでしょ?」
「ごめんなさい、ごめんなさいぃ」

本当、半端だな。
でも、俺も甘いんだな…。

「雅紀、謝んないで」

チュッと額にキスをする。

「俺の為に、着てくれたんでしょ?」
「う、ん」
「ありがとう」

再び、額にキスをする。

「雅紀、好き、大好き」
「潤っ、俺もっ俺もっ、大好きっ」

雅紀からキスをせがんできた。

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