Transcribe the Imagination
第21章 *Stoic collapse
「よろしくお願いします!」
いつも得意先に頭を何度も下げる。
保険会社に勤め早くも五年。
仕事も段々と板についてきた。
「お疲れっす」
「んー、おつかれー」
今日も先輩は女装をしている。
今人気の女装子?だっけ。
「先輩、似合いますねー」
「え、櫻井が褒めるとかキモい」
「あははー、すんません」
愛想笑いをして棒読みをしてやる。
「櫻井もする?」
「え、嫌ですよ」
「あ、その前に櫻井は図体がデカイから女装しても男にしか見えないのか♡」
「先輩だけど、殴っていいですか?」
ニコニコしながら、
力を込めた拳を見せつける。
「やぁ、櫻井やばーん」
「煩い、黙れ」
先輩は大学時代にお世話になった。
色々と、教えてもらったし。
「じゃ、さようなら、永遠に!」
「永遠にね♡」
二宮先輩は、おちゃらける。
こんな面白いウザいとこがあるのに、
本当に、悪趣味。
女装して、ナンパしてきた人に、
「ふはは!俺は男だ、バーカ!死ね!!」
て、大声で叫ぶ。
その現場に居合わせた時は、
穴に入りたい気分になったっけ。
いつも得意先に頭を何度も下げる。
保険会社に勤め早くも五年。
仕事も段々と板についてきた。
「お疲れっす」
「んー、おつかれー」
今日も先輩は女装をしている。
今人気の女装子?だっけ。
「先輩、似合いますねー」
「え、櫻井が褒めるとかキモい」
「あははー、すんません」
愛想笑いをして棒読みをしてやる。
「櫻井もする?」
「え、嫌ですよ」
「あ、その前に櫻井は図体がデカイから女装しても男にしか見えないのか♡」
「先輩だけど、殴っていいですか?」
ニコニコしながら、
力を込めた拳を見せつける。
「やぁ、櫻井やばーん」
「煩い、黙れ」
先輩は大学時代にお世話になった。
色々と、教えてもらったし。
「じゃ、さようなら、永遠に!」
「永遠にね♡」
二宮先輩は、おちゃらける。
こんな面白いウザいとこがあるのに、
本当に、悪趣味。
女装して、ナンパしてきた人に、
「ふはは!俺は男だ、バーカ!死ね!!」
て、大声で叫ぶ。
その現場に居合わせた時は、
穴に入りたい気分になったっけ。