
Transcribe the Imagination
第21章 *Stoic collapse
潤の身体をベットに沈ませ、
その上に跨る俺。
「潤」
「な、何?」
間接照明が卑猥なムードを漂わせる。
俺も潤もそれに飲み込まれてる。
「好き」
「俺も、好き…」
俺の首に手を回して、
潤からキスをしてくれた。
「え、潤?」
「今日くらい、俺からでもいいだろ」
潤と俺は、社会人で。
ちゃんと大人なはずなのに。
なんで、潤が子供っぽく思えるんだろう。
「潤」
「何?翔さん」
「愛してる」
この言葉は初めて使った。
「え」
なのに、思いの外、
潤のリアクションは薄かった。
「愛してる」
ダメ押しにもう一度伝える。
「翔さん…」
「ん?」
「それ、初めて言ってくれた…」
「あぁ、うん」
改めて言われると少し恥ずかしくなる。
「翔さん、駄目だっ」
潤がうつ伏せになって、顔を隠した。
「え、どうしたの?」
「泣いちゃう…」
「どうして?」
「か、感動…して……」
感動してくれたことに感動だよ。
その上に跨る俺。
「潤」
「な、何?」
間接照明が卑猥なムードを漂わせる。
俺も潤もそれに飲み込まれてる。
「好き」
「俺も、好き…」
俺の首に手を回して、
潤からキスをしてくれた。
「え、潤?」
「今日くらい、俺からでもいいだろ」
潤と俺は、社会人で。
ちゃんと大人なはずなのに。
なんで、潤が子供っぽく思えるんだろう。
「潤」
「何?翔さん」
「愛してる」
この言葉は初めて使った。
「え」
なのに、思いの外、
潤のリアクションは薄かった。
「愛してる」
ダメ押しにもう一度伝える。
「翔さん…」
「ん?」
「それ、初めて言ってくれた…」
「あぁ、うん」
改めて言われると少し恥ずかしくなる。
「翔さん、駄目だっ」
潤がうつ伏せになって、顔を隠した。
「え、どうしたの?」
「泣いちゃう…」
「どうして?」
「か、感動…して……」
感動してくれたことに感動だよ。
