テキストサイズ

Transcribe the Imagination

第3章 *Cream puff

ローションボトルを右手に持って、
左手にヌルーと流し落とした。

「ん?どうしたの、会長」

じっと見ていたら潤に見つかった。

「いやっ、あの…つ、冷たそ……だな…って」

しどろもどろになりながらも答えた。

潤の手に見惚れてた、
なんて口が裂けても言えない。

「大丈夫、ちゃんと温かくするよ」

ローションボトルをホイッと投げた。

「え、ちゃんと置かないと溢れちゃっ」
「大丈夫。蓋閉めたから」
「で、でもぉ……」
「ほら、また可愛い顔して」

チュッとキスされた。

キスしてるその間にも
ローションを左手で揉んでた。

「そろそろかな…」
「えっ」

俺、今から潤と繋がるの?
今?え、今?なう?

「会長」
「は、は、い…」

逃げ腰になってしまって、
体育座りをしてガクガク震えてた。

「何で逃げてんだよ」

身を乗り出して俺に近づいた。

「に、に逃げてなんてないっ」

近づく度に後退る。

「どの口が言ってんだ?ああ?この口か」

顎をクイッとされて視線が潤に向くと、
チュッとキスされた。

離れて見つめ合うと、
もっと潤を求めてしまう。

フレンチなキスからディープなキスに変わる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ