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Transcribe the Imagination

第3章 *Cream puff

事を済ませて、並んでベッドに埋まる。

「会長、エロかった」
「は、はあ!?や、やめろ!」

叩いた布団がポスポスと音を立てた。

「櫻井翔さん」
「な、何だよ、改まって…」

初めて名前で呼ばれてドキッとした。

「これからは翔って呼んでい?」
「え」
「え?ダメかな」

潤が鼻をスリスリ擦り付けてくる。

「ダ、ダメじゃない……けど…」
「ん?けど?」

恥ずかしいから布団を頭から被る。

「嬉しくて微笑っちゃう……」

そう呟いたけど潤からの返答はなかった。

不安になってそろーっと顔を出すと、
潤が気持ち悪いくらいに微笑ってた。

「……デレデレすんな、潤」
「そりゃしちゃうでしょ♡ほらおいで翔♡」

抱き寄せられる。
潤の心臓の音がよく聞こえて落ち着く。

「翔、好きだよ」
「…お、俺も」
「飛びっきり可愛く言ってみて」
「は、はあ!?」

飛び上がって、目を見開くと潤が手を合わせて
「お願い」と言った。

……こうなったら、可愛くなってやる。
やるなら、徹底的に。

「潤、だぁーーーいすき♡♡」
「天使か。」

そうツッコまれて、押し倒される。

「ちょ、潤!?」
「天使ともう一回」

だ、誰か、た、すけ……

「やぁっ、あっ」

なくてもいいか。

━END━

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