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Transcribe the Imagination

第5章 *Summer festival

年に一度の花火大会!

今日は地元の同窓会も含めてるから古い友達がわんさか集まって楽しい♪

「おい、相葉ー」
「何ー?」
「オメェ、俺より身長高くなりやがっ、ヒッ」
「ねえー、矢口が酔いすぎてヤバいー」
「うっせぇ!相葉のきゅせに……なぎゅるぞ!」

矢口は小三からの友達。
何かと絡みたがる。

「矢口、誰か預かってよ!俺、殴られる!」
「相葉ぁ、フルビョッコだで!!」

矢口がヘラヘラしながら、俺の頭を叩いた。

「痛いから、やめろって!」
「ふへへへへ……んあ?よおー、まっつん」

矢口が誰かに抱き抱えられた。

「おおっ、矢口潰れてんな」
「うっしゃい!」

「潤……」
「雅紀、久しぶりだな」

まさか、潤まで来てるとは思わなかった。

「誰かー、矢口引き取って」
「面倒だなー」
「佐藤、よろしく」
「ほら、矢口こっちこい」
「んれ?佐藤じゃん。のもーぜー」

慌ただしい矢口が佐藤に連れてかれた。

「アイツらは相変わらずだな」

笑う潤に釣られて笑う。

「潤、どうして?ロンドンにいたんじゃ?」
「招待状書いたの雅紀でしょ?」
「え、あ…うん、俺」

「お前から招待状貰ったら来ないわけには行かないじゃん」

微笑む潤がとても眩しかった。

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