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Transcribe the Imagination

第10章 *Flower of foam

大好きな俺の恋人はちょっとエッチ。

「翔ちゃん、おかえりなさぁい♡」
「ただ……うおっ!」
「どーお?似合ってる?♡」

白い肌に黒いエプロン。
くるっと回ると可愛い桃尻が……。

「は、裸エプロン?」
「新婚さんのお決まりのヤツ♡」

そう。俺らは婚約をした。
男同士の結婚が認められたその日が結婚記念日。

「まだ、結婚はしてないだろ」
「でもでもぉ、婚約はしたよ♡」

俺の鞄を持って、リビングへと進む。

「お部屋、片付けしちゃったけど……」
「ありがと」

笑顔でお礼を言うと和也も笑う。

「きゃー、翔ちゃんイケメーン♡♡旦那ぁ♡」

飛び付いてきた拍子にソファに倒れる。

「あ、コラっ、スーツにシワ付く……」
「僕の旦那様ぁ♡♡」

チュッチュッ、頬にキスをしてくる。

「和也、場所違うだろ」

頬を包んで唇を重ねる。
チュッと唇を離すと物欲し気な目で俺を見た。

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