Transcribe the Imagination
第10章 *Flower of foam
「和也、ごめん」
頬を膨らませてプリプリ可愛く怒ってる和也に
何度も謝る。
「子供産むの」
「や、でも……」
「翔ちゃんが何を言おうが産むの」
現実的に考えて不可能なことを言ってる。
……可愛い。
ん?男同士が親でもいい子を養子にすれば……。
あ、違う。
俺まで思考回路がおかしくなってる。
いや、和也がおかしいって言ってるんじゃないよ。
「翔ちゃん」
「え?あ、はい」
知らぬ間に和也が手を握ってた。
「俺はね、信じてるの。」
「え?」
「頑張れば出来るって」
真剣な顔をして言うから笑えてくる。
「笑わないでよ」
「だって、和也が可愛い」
「もう!ちゃんと聞いてよ」
唇を尖らせる和也がまた可愛い。
「だからね、頑張ろ」
「ん?何を?」
分からなくて聞き返すと、
顔を赤く染める和也。
「こ、子作り…」
「セックス?」
「や、生々しいよ……」
あんなに乱れてたくせに、
セックスって単語が恥ずかしいなんて……。
「じゃ、セックスしますか」
「子作りねっ!」
「変わんねえだろ!」
こんなにエロ可愛い生き物が俺の嫁?
幸せすぎるな。
━END━
頬を膨らませてプリプリ可愛く怒ってる和也に
何度も謝る。
「子供産むの」
「や、でも……」
「翔ちゃんが何を言おうが産むの」
現実的に考えて不可能なことを言ってる。
……可愛い。
ん?男同士が親でもいい子を養子にすれば……。
あ、違う。
俺まで思考回路がおかしくなってる。
いや、和也がおかしいって言ってるんじゃないよ。
「翔ちゃん」
「え?あ、はい」
知らぬ間に和也が手を握ってた。
「俺はね、信じてるの。」
「え?」
「頑張れば出来るって」
真剣な顔をして言うから笑えてくる。
「笑わないでよ」
「だって、和也が可愛い」
「もう!ちゃんと聞いてよ」
唇を尖らせる和也がまた可愛い。
「だからね、頑張ろ」
「ん?何を?」
分からなくて聞き返すと、
顔を赤く染める和也。
「こ、子作り…」
「セックス?」
「や、生々しいよ……」
あんなに乱れてたくせに、
セックスって単語が恥ずかしいなんて……。
「じゃ、セックスしますか」
「子作りねっ!」
「変わんねえだろ!」
こんなにエロ可愛い生き物が俺の嫁?
幸せすぎるな。
━END━