テキストサイズ

初恋、幼馴染み。

第4章 第2章

そして私は珍しく図書室に向かわず、理科室の方向に歩いた。

ゆーちゃん、どうしたんだろう...

私は理科室のドアをガラッと開けた。

『あ、智絵梨...ごめんなこんなところで...』

『う、ううん...どうしたの、ゆーちゃん』

裕星は黙ってしまう。

『ねぇ、どうしたのゆーちゃん...』

『ごめん』

『きゃっ...!ちょっとゆーちゃんやめて...』

そう言って裕星は智絵梨を無理やり抱きしめた。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ