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あなたの、、、

第1章 始まりと終わり

さぁーってカップル見てたって仕方ない

あの部屋に帰るか


帰る道のりがやけに遠くに感じる

いつまでこんな毎日が続くんだ?


俺は女を失うとこうも孤独になるとは思わなかった

帰りの途中コンビニに寄った

立ち読みでもして帰るかぁー


今日の勢いにのる俺は

メンズファッション紙をあさる

モデルっていいよなー

男前だし

女性ファッション紙を見ても

現実こんないい女いねぇーしなー

結局俺は顔で選んでるからこうゆう事になるのかもな

ふとあるライブの雑誌を見かける

ライブかぁー

お!近々地元にくるんじゃん!このギタリスト!

見にいこうかなぁー


しかし

行く相手もいないしなぁー

まぁあきらめるかぁー

明日の朝のパンでも買って帰るかぁー


レジへ向かう


いらっしゃませー


ん?

暗い顔の地味の女だな

やっぱり改めて暗い顔のやつを見ると気分悪くなるな

なんだよ、気分が悪くなるだろうが

そう思いながら店員に商品を差し出す

ありがとうございました~

マジで暗い!

引っ込んでろよ!まったく!


やる気を感じないぐらいのコンビニの女店員だった


ありがとう


俺も暗い感じでパンを受け取った

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