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あなたの、、、

第1章 始まりと終わり

ピンポーン!

エレベーターのドアが開いた

あっ!またあの子だ

そりゃあそうか


エレベーターガールも

うん!?なんか変わった?

俺がかるく会釈をすると

エレベーターガールが

(素敵ですね(笑))

当たり障りのない言い方をしてきた


それがまた素直に受けとめていいのか?

と、惑わせる感覚もあるが
素直に受け取る事にした俺は

昨日の事より新鮮な気持ちになれた

いやそうさせてくれる笑顔だった

会うことはないけど

まるで自分に笑顔が足りないと伝えてくれるような気がした

とっさに俺は

(いえいえ、とんでもない(笑)けど、ありがとうございます(笑))


そう言って一階まで降りてデパートを後にした

男が多いのかと思う牛丼チェーンも

以外にカップルも多い


いらっしゃませ!(笑)


(えーっと、並みと味噌汁お願いします)


牛丼にむかうかのように食べる俺はやはり食欲がすすまない

はぁ…

ふと視線は自然にカップルに向かう

仲良さそうにくっつきながら食べている光景を見ると胸が切なくなる

もう!(笑)あっ!口の横に米粒ついてるよ(笑)かわいい!

ペロッ(笑)


あいつマジで羨ましい…

はぁーあ、俺もそんな感じだったよなー


懐かしんではかるくイラつく

しかし昨日の事だけど俺だって確実に進んでんだ


そう言い聞かせるしかないだろう


人生ってストレスだらけだよなー

好きな事やっても

好きな女に出会っても

だんだんストレスがたまる

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