あなたの、、、
第1章 始まりと終わり
百合子は
それを聞きたかったのよ、カオリは今年の夏は何するの?誰かいるの?そんな隣みたいに、素敵な彼の候補いるの?笑
メニューを見ながらカオリは
ってか、ユリ、隣と一緒にしないでくれる!そうそう!この前飲み会で知り合った人で素敵な人がいたのよ!今度、デートするんだーー。笑。
えー!?そうなの!?カオリ、私に黙ってそんな飲み会なんか行ってたんだ!で、どんな人なの?笑
ご注文はお決まりで?笑
だって、ユリ、紹介してく、、、、あっ、はい、えーっと、、、
店員が突然来て満面な笑みになるカオリ
えーっと、、、ユリ、き、決まったの?
百合子に振るカオリに百合子は
じゃあ、これを2つお願いします。以上で。笑
なかなか決まらないカオリに百合子があっさりと注文した
はい、かしこまりました、それではお持ちします。笑
店員が去ったあとカオリが
ちょ、ちょっと!ユリ!なんで、決め、、、まぁ、いいや。んで?なんだっけ?飲み会ね、、、そうなのよ!凄く綺麗な顔立ちしてて、身長も高くて、とにかく、優しいのよ!笑。うまくいけばつきあっちゃうかも??笑
百合子が水を飲みながら
へぇ~、そうなんだ!デートいつなの?
カオリが
明日なの!笑
驚く百合子は
カオリ!アンタここの店員に惚れてる場合じゃないでしょー!あ、明日!?
カオリも水を飲みながら
まぁーねー、カッコよけりゃあいいのかもねー。笑。ってかさぁー、飲み会で出会う人って、最初はいいんだけど、結局最後はうまくいかなくなるんだよねー、はぁ、、、正直、そこを考えてるのかも、、、ユリはいいよねー、綺麗だし、彼氏は男前だし、羨ましいわ、アンタと変わりたいぐらいよ。
百合子が隣のイチャついてるカップルを見ながら