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君と僕の見ている風景

第10章 誕生

ー翔sideー


駐車場に戻り、車の後部座席に座ると後ろから潤が俺に覆い被さって来る。


「じ、潤落ち着いて…」


潤「落ち着いてられっかよ…マジでもう我慢出来ねぇ」


後ろ手に扉を閉め、ロックを掛ける。


潤「翔…」


既に荒い息の潤が俺をうつ伏せで押し倒し、乱暴に服を脱がせた。


「ちょっ…潤!」


潤「ごめん…本当ごめん…今は優しくする余裕ない」


「きゃっ!」


ズボンに手を掛け下着と一緒に一気に引きずり下ろされた。


俺が車でシようって言ったけど…今の潤ちょっと怖い…。


「あっっ、いたっ!」


いきなり秘部に指を突っ込まれ、掻き回される。


「潤っっ…ちょっと…痛いよ馬鹿!」


潤「ごめん…本当ごめん…」


謝りながらも潤は指を動かし、無理矢理俺の中を解していた。


「謝るなら…止めろ…っっ…!」


潤「はぁっ…ごめん挿れる…」


「はぁ!?馬鹿!まだ駄目だってば!」


まだ俺の中は完全に受け入れる状態になってない。
なのに潤は指を引き抜いた。


カチャカチャとベルトを外す音がする。


「嘘っ…潤!落ち着いて!お願いまだ駄目!」


潤「大丈夫…大丈夫だから…お願いもう無理」


耳元ではぁはぁと潤の息遣いが聞こえ、俺の秘部に固いモノが押し当てられる。


「潤やだって…ちょ、あ、あああっっ…!」


潤が一気に腰を進めてきた。
案の定、下半身に鈍痛が走る。


「いっ、たい!痛いって潤!ゆっくり!」


抵抗しようとするがうつ伏せにされてるせいで、足をバタバタさせる事しか出来ない。


「あっっ、あっっ…いたっ…」


潤「はぁっ…はぁっ…あ…やば…」


「え…?」


潤「あ、ごめん…あっっ!」


潤の動きが止まり、俺の中に熱い物が注がれる。


「え…嘘…」


潤「………ごめん…出ちゃった…」


潤が俺の背中に項垂れた。


「………」


いきなり押し倒して無理矢理突っ込んで…挿れてすぐイって…。
沸々と怒りが沸いてきた。


「この…馬鹿じゅんっっ!!」


潤「ご、ごめんなさいっっ…!」


俺達の声が駐車場に漏れる位、車内に響いた。

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